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どうしてMADRASに移行するの?!

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社内でなんとなく話題になっている、MADRAS(マドラス)*1へのシステム移行について、プロダクト開発部エンジニアリングマネージャーのめもりーさんと、オペレーション統括本部マネージャーのわかこさんに取材を行いました。 システムが変わる理由から、変わった後のいいこと(?!)まで、短い時間ではありましたがお話を聞いてきましたよ~!

登場する人

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🐈わかこさん:オペレーション統括本部マネージャー。トラーナ歴がとても長い。おうちにねこちゃんは2名。
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🐈めもりーさん:プロダクト開発部マネージャー。トラーナのエンジニアチームをまとめ、進化させまくっている。おうちにねこちゃんは1名。
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ゆーき:広報担当。今回聞き手。おうちにねこちゃんはいない。

使い続けると「トイサブ!」が運営できなくなる?! システム移行のわけ

ゆーき(以下、ゆ):早速ですが、今利用しているシステム(以下、X)を使い続けるデメリットを教えてもらえますか?

めもりー(以下、め):まず一つ、XのAPIレートリミット*2が近くなっていることです。このリミットの天井に到達してしまうと、そもそもXを使ってトイサブ!を提供できなくなってしまうこともありえます。

:システムが使えなくなってしまうと、ロジもプランもCSも何もかもできなくなってしまいますね……。

:トイサブ!というサービスをスケール(成長)させるためにも、移行は不可欠な状態なんです。 二つ目には、Xのソースコード*3が難読化されていることがあり、システムをメンテナンスするのが非常に困難になっています。

:難読化?

:はい。エンジニアが読み解くことが難しい状態だと、ソースコードを直すことも難しいのです。

:Xがもっとこうだったらいいのに、という要望をシステムに反映することが難しい状態なんですね。

:二つ目とも近いのですが、現状だとトイサブ!の新機能をシステム上で提供することも困難というデメリットもあります。システムで解決できる機能があれば、もっと便利に運営できるはずだし、お客様にとっても便利なはずなのに、現状では解決できない。 そういったデメリットを解消するために、新しいシステムであるMADRASを開発し、移行する計画があります。

わかこ(以下、わ):特に、オペレーション上ではシステムメンテナンスや機能追加ができないことがデメリットですね。不具合のせいで在庫がずれてしまっても、現状、棚卸しをこまめに行うとか、当日のプラン変更を行うとか、という手作業での対応しかできません。 MADRASに移行することで、手作業で対応しなくていいことについてはシステムで解決できるような現場になっていくと思います。

システム移行は大変……?

:MADRASへの移行はメンバーにとっても大変かとは思いますが、特にどんなことが大変と予想していますか?

:単純に、Xとは画面が異なるので、まずは操作に慣れることが大変かな、と思います。ボタンの位置や、選択する場所の変更に戸惑うこともあるかもしれません。 ほかには、マニュアルの書き換えだけでなく、作成しなおす必要のある業務も生じると考えています。

:Xで出来ていたことはMADRASでもすべてできますか?

:現状ではMADRASのリリース*4を優先しているので、一部の機能については後から追加することになります。なので、MADRASへの移行後、利用できない機能が存在する可能性もあります。

:実装*5の優先順位はどのように決めたんでしょうか?

:「ないとトイサブ!を運営できないもの」、「ないとオペレーションの効率が著しく落ちるもの」については実装するようにしています。ただ、「少し効率が下がるけれどトイサブ!の運営はなんとか続けられるもの」は優先順位として少し下げています。

:機能をいれる・いれない、の判断はどうやって進めたんですか? 難しそう。

:基本的には優先順位付けから、チームリーダーに一任していますね。

:なるほど……。

:要件定義*6が当初から固まっていれば開発の期日も決めやすかったと思います。今回、要件がうまく定義できていないことが後から判明し、リリース日程等のスケジューリングが難航してしまいました。

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開発中のMADRAS画面

トイサブ!のシステム基盤を入れ替える、壮大なプロジェクトを乗り越えよう

:それでも、MADRASに移行できれば、もっと便利になるんですよね。どんなことができるようになるんだろう。

マイページが作れます!

:マイページ……!

:現状では住所変更や手持ちおもちゃの登録をCSチームがマニュアルで行っていますが、マイページ上でユーザー情報の変更や確認ができるようになるかもしれないです。

:お客様がメールを送らなくてもよくなるんですね。要望でいただく声の多い「返却申請フォームの途中保存」ももしかして……

:できるようになるかもしれないです。

:すごい……。

:システムメンテナンスや機能追加をしやすくなるので、「こういうシステム改修をしてほしいな」という夢が実現しやすくなるのもいいですね。検品だったら、返却申請内容と異なる返却内容の時にアラートが出たり。プランだったら、同梱不可のおもちゃをプランした時に注意が出たり。特に注意点のない返却処理時に一括で返却処理を済ませることも出来たり。 今挙げたのは、あくまで一例ですが、「システム上で改修したいこと」がいよいよ実現できるようになります! オペレーションが格段に効率化されるんです。

:トイサブ!オペレーションのインフラ(社会基盤)が、便利なものに入れ替わるようなイメージですね。

:そうなんです。移行はメンバー全員大変なこともあると思いますが、乗り越えた先には色んないいことが待っているはずなんで、頑張っていきましょう!

:あんまり現場のメンバーと関わることのないプロダクト開発部ですが、MADRASの開発を通して、いつもあなたのそばにいますよ!

:お忙しいところ、お二人ともありがとうございました!

(取材日:2021年7月6日,夕方)

移行の説明会も始まりつつあり、メンバー皆さんの協力が必要な時期がもうすぐそこまできています。チームみんなでシステム移行を進めていくために、頑張っていきましょう……!

*1:社内CRM(Customer Relationship Management,顧客管理システム)の名前です。

*2:システム上の画面表示を制限する仕組み

*3:システムの動作を指定するプログラム

*4:システム利用開始

*5:機能を備えること

*6:どんなシステムを設計し、開発するか